GTKではじめるGUIアプリケーション開発
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本書は、主に Linux 環境のデスクトップアプリケーションで標準的に利用されている GUI ツール キットの GTK について、初心者にも分かり易く解説した本です。 本書内では特段注意書きしない限り、最新 の GTK バージョン 3 (GTK+3) をターゲットとしてサンプルコード等を掲載しています。
本書は、主に Linux 環境のデスクトップアプリケーションで標準的に利用されている GUI ツール キットの GTK について、初心者にも分かり易く解説した本です。
本書内では特段注意書きしない限り、最新 の GTK バージョン 3 (GTK+3) をターゲットとしてサンプルコード等を掲載しています。
執筆の背景
GTK はメジャーアップデートを何度か実施していますが、初版から 20 年以上歴史が経過して いるツールキットです。軽量でネイティブアプリケーションを簡単に作れることから、Linux 環境 では現在でも現役で利用されています。 しかし、以下の理由からインターネット上で GTK プログ ラミングの情報 (特に日本語の情報) を入手するのが困難になってきており、初学の人が触るには 少しハードルが高くなっています。 • デスクトッププリ環境として Electron がトレンド • 業界/エンジニアの関心がデスクトップからモバイルへシフト そこで今回、はじめて GTK を利用する人向けに本書を作成することにしました。本書でおおよ そ必要になる全体的な知識を身に付けることが出来て、その後は公式サイトの API ドキュメント に目を通しつつ、必要な API や UI パーツを利用してコーディング出来るようになるレベルを目指 して執筆しました。 参考までに、クロスプラットフォームの UI フレームワークの Flutter でも Linux サポートの一 環で GTK を利用しているため、この知識がどこかで役に立つかもしれません。